住職からのご挨拶

光蓮寺法務所は、大阪府大阪市浪速区戎本町にあります。

人々が豊かな心を持ち、平穏な日々を過ごすことが出来るように、また現代社会で暮らす人々の心の悩みやストレスを少しでも癒すことのできるようなお寺でありたいと考え、皆様にとって身近な、困っている方がいつでも訪ねてきて頂けるような開かれたお寺づくりをめざしております。

法要や先祖供養などの仏事はもちろんのこと、人生における様々なお悩みのご相談・お問合せを承っております。仏事でお困りの方・お悩みを抱えている方はどうぞお気軽にご相談ください。

光蓮寺法務所 住職 西元 純一

浄土真宗の教え

浄土真宗とは、浄土宗の開祖である法然の弟子である親鸞が始めた浄土教の一派になります。

阿弥陀仏の力で万人が救済されるという絶対他力の教えで、信心があれば、往生すればすぐに成仏できるという考え方です。

授戒や引導などはありません。帰敬式といって、生前に仏弟子となった証しとして、おかみそりを行い、戒名ではなく法名をもらうことで帰依します。

浄土真宗とは

浄土真宗は、鎌倉時代の中頃に、親鸞聖人によって開かれましたが、その後、室町時代に出られた蓮如上人によって、民衆の間に広く深く浸透して発展し、現在では、我が国における仏教諸宗の中でも代表的な教団の一つとなっています。

法要とは

法要とは、一般的に、「法事」と言われています。

厳密に言うと、住職にお経をあげてもらうことを「法要」といい、法要と後席の食事も含めた行事を「法事」と呼びます。
そもそも法要は仏さまを通して故人を偲び、感謝の気持ちを表すために営むものです。

また法要は、故人が設けてくれた人と人とのご縁を再確認し、故人への感謝の思いを新たに、自分自身を見つめ直す行事となります。

法要を営む日

忌日法要

初七日 しょなのか 命日も含めて7日目
二七日 ふたなのか 命日も含めて14日目
三七日 みなのか 命日も含めて21日目
四七日 よなのか 命日も含めて28日目
五七日(=三十五日) いつなのか(さんじゅうごにち) 命日も含めて35日目
六七日 むなのか 命日も含めて42日目
七七日(=四十九日) なななのか(しじゅうくにち) 命日も含めて49日目
百ヶ日 ひゃっかにち 命日も含めて100日目

年忌法要

一周忌 命日から満1年目
三回忌 命日から満2年目
七回忌 命日から満6年目
十三回忌 命日から満12年目
十七回忌 命日から満16年目
二十三回忌 命日から満22年目
二十七回忌 命日から満26年目
三十三回忌 命日から満32年目
三十七回忌 命日から満36年目
四十三回忌 命日から満42年目
四十七回忌 命日から満46年目
五十回忌 命日から満49年目
百回忌 命日から満99年目

初七日から年忌法要まで

初七日

命日も含めて、七日目に行うのが初七日です。
故人が三途の川のほとりに到着する日とされています。

初七日は骨上げから二~三日後となります。遠来の親戚に葬儀後、再び、集まっていただくのは大変ですので、葬儀日に遺骨迎えの法要と合わせて行うことが多いです。

四十九日当日

四十九日は、初七日から七日ごとに受けたお裁きにより来世の行き先が決まるもっとも重要な日です。
故人の成仏を願い極楽浄土に行けるように、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招いて法要を営みます。
そして、この日をもって、「忌明け」となります。
四十九日は、それまで喪に服していた遺族が日常生活にもどる日でもあります。

百カ日

百カ日は、亡くなった命日から数えて100日目の法要です。

悲しみに区切りをつける日で、家族や親族などの身内で法要を営むことが多いです。

一周忌

故人が亡くなってから一年後の命日が一周忌で、家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を営みます。

一周忌までが喪中で、この日をもって喪が明けることになります。喪中に迎えた正月は、年賀状、年始挨拶、正月飾り、初詣などの正月行事は控えます。

年忌法要

一周忌と三回忌は四十九日法要に次いで大切な法要です。親族を招いて、規模の大きな法要を営みます。

一周忌と三回忌は必ず、ひとりの法要を営みます。七回忌以降は同じ年に法要が重なった場合、まとめて行ってもよいとされ、法要を行う日は、あとに亡くなった故人の命日にあわせます。